ＪＯＹとして６年ぶりの御岳山、レンゲショウマまつりに合わせての企画も、不規則な今年の天気は雨含み予報。　何とか夕方まで雨が降らないようにと祈りながら「ホリデー快速・おくたま号」に乗り込む。　御嶽駅ではほとんどの乗客が降り、ホームも行列となり、足早にバス乗り場に向かう。　もちろんここも長蛇の列でケーブルの混雑も予想され「あ～あ」とため息。　今年は記録的な猛暑の夏で雨も多く、満開の花を楽しみに、は私達だけではないと納得。　それでも順調に御岳平に着き、レンゲショウマ群生地へネットをくぐり散策路に入る。　山地の林内にひっそりと咲き「夏の妖精」と称される可憐な花を訪ねる観光客は多く、スマホや超高級カメラを構えた人が居並ぶ。　しかし蕾が多く、咲いた花は瑞々しく綺麗だが３分咲きというところだろうか、ちょっとガッカリかな。　産安社を経てビジターセンター経由で御岳神社に向かう。　宿坊の並ぶ表参道を進み神代ケヤキを仰ぎ見て鳥居前商店街を抜け、野外舞台のある鳥居前に着く。　鳥居をくぐり、急な石段を登りきり武蔵御岳神社に着く。　歴史ある立派な社殿はきれいに手入れがされており素晴らしいの一言に尽きる。　社殿を後に石段を下りテーブルとベンチのある長尾平の休憩所でゆっくり昼食とする。　ロックガーデンを下りに使うと最後の登りがちょっときついため、ロックガーデンを登りに使い、のんびり歩くこととした。　木の根の張り出たちょっと歩きにくい道を３０分ほど歩き、天狗岩にクサリで登る人を横目に見てロックガーデン入り口に着く。　せせらぎの中の大小の石を飛び石のように歩くこのコースは何度来ても気持ちが良く楽しみながら歩ける。　スリップに注意しながら登りが負担にならないようにのんびり一歩ずつ登って行く。　深い谷間の沢の流れは涼しさを感じさせここならではの爽快感を感じさせ、真夏の暑さを忘れさせてくれる。　やはり普通の山歩きとはひと味違う雰囲気が楽しめるコースといえる。　ベンチのある休憩所では、多くのハイカーがリラックスした様子でくつろいでいる。　しばらく進み名瀑といわれる綾広の滝を過ぎ、急な階段を登って行き大岳山と御岳山を結ぶ縦走路に突きあたる。　すると、前方にバイクが数台登ってきて、救助隊員が数人ロックガーデンに降りてゆく。　「何か事故でも？」と思いながら歩いて行くと、次から次にバイクや救助隊員がやって来る。　途中には救助の車も待機しており、１人や２人の事ではなさそうな事故のようだ。　結局鳥居前辺りまでに十数人の救助隊員と遭遇した。　「一歩間違えば、他人ごとじゃないね、落ちついてしっかりある歩こう」で御岳平に戻った。　ちょうどパラパラきた雨に「良かったね、天気予報が当たって」でケーブルに乗り込む。　曇り空で気温も２６度と樹林と谷の沢辺歩きとしては最高のコンディションで楽しめた真夏の御岳山でした。

　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お疲れ様でした

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