オリンピックも終わり、プロ野球が再開され、我が横浜ベイスターズと巨人の試合を見た。　そしたらあの日本ハムの中田翔が巨人のスタメンに出ているではないか。　８月にチームメイトに脳震盪を起こすほどの暴行を振るい、日本ハム球団から無期限停止処分を受けていた選手なのにと疑問が湧いた。どうも他球団に移籍をしてしまえば在籍球団の無期限停止処分はチャラになるそうで、移籍先の巨人の都合でどうにでもなるらしい　。ＮＰＢ関係者は「問題視されているのはわかるが、現状では巨人が試合に出場させたことはルールに抵触せず公的に問題にできない」と議論もしていない。（恥ずかしげもないＮＢＰの忖度丸出し）　結局、無期限停止処分も５試合欠場のみで、謹慎はわずか１０日間で終わったことになる。　過去の巨人での謹慎処分（桑田投手、山口投手）に比べ、今回は大甘裁定と言わざるを得ない。　「我が巨人軍だからこそ手を差し伸べるべき」なんて言ってるが、本音は原監督の、首位阪神追撃の起爆剤として長打力のある選手を補強したい狙いが見え見え。　（原監督は次なるＧＭを狙うために、今期はどうしてもと言う噂もあるがどんなもんだろうか・・・）
「ルールに抵触しなければ勝利最優先」のなりふり構わぬ球団姿勢を後押しし、中田のホームランに喝采を送る野球関係者や巨人ファンはさぞ嬉しいんだろうね～　子供の頃から、巨人ファンでなければつまはじきにされるほどの絶対人気と豊富な資金で球界の盟主として君臨してきた巨人軍、一流選手でさえ憧れ、あの金田正一・張本勲・落合博満でさえ入団した巨人軍。　しかし十数年前から球界の盟主と認められなくなってきた今の巨人、いつ頃から盟主でなくなってきたのだろうか？　１９６５年自由競争からドラフト制度に代わった事からと憶測出来る。　特にドラフトのあの江川卓トレード問題あたりから「ルールに抵触しなければ」となりふり構わぬ球団姿勢が露骨になってきた。　その後、今日まで自球団で育てるよりは、人気とお金で、他球団が育てた優秀な選手をかき集め、だめなら使い捨てにしてでも良いという球団運営が続いている。　これが日本一の球団に手も足も出ない現在の巨人軍で、絶対人気の巨人のファンはセ・リーグで勝ちさえすれば嬉しいと喝采を送っているんだろうな～　人気とお金で球界の盟主とふんぞり返っている巨人軍の姿は『使いもしないおもちゃを独り占めにして得意になっている裕福な家庭の我儘な子供』のように見えるのは私だけでしょうか。　（横浜銀行なんて言われ何時も負けている横浜ベイスターズファンのひがみかな）　
ちなみに子供の頃からちょっとへそ曲がりな私は、一度も巨人ファンになった事はない。2021.8.28

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